遺言を書くときに、まず考えていただきたいことがあります。
法律上の形式や節税のテクニックより、もっと大事なことです。
「何のために、誰のために遺言を書くのですか?」
自分の思い通りに財産を分けるため?
家族が相続で争わないように?
それも遺言の大事な役割です。しかし、ご家族への最後のメッセージが遺産分割の話だけで終わってしまってよいのでしょうか?
人生において大切にしていらっしゃるものは何ですか?
感謝の気持ちを伝えたい人は誰ですか?
私たちは、お客様の「信念」「人生観」「ご家族に対する気持ち」という無形の財産こそ、最も大切なものだと考えています。ご家族が厳粛に遺言を受けとめるためにも、『心』を伝えることには大きな意味があります。
また、遺言を書いた後も人生は続きます。遺言作成のお手伝いをする場合、当事務所ではさまざまな事態を想定して原案をお作りします。しかし、最初の遺言を書いたときには予想もしなかったことが、その後の人生で起こるかもしれません。そのときは遺言の見直しが必要になります。
このように、遺言とは「事務的な書類」でも「一回きりの手続」でもありません。遺言のアドバイザーには、法律の知識だけではなく、「医療・介護」「老後の資金計画」「高齢期の住環境」などに関する幅広い知識、そして何よりも、お客様の人生に寄り添い続ける『覚悟』が必要なのです。
このような思いから、当事務所は経済的なご負担を抑えつつ、安心して日々のご相談や遺言の書き直しができる『遺言サポートプラン』をご提供しております。法的要件を完全に満たした上で、しっかりとお客様の『心』を伝える遺言づくりのお手伝いをさせていただきます。
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